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いつもの、そんな日々。

最低月一更新を目指します。日常、読書、夢、映画、ゲーム、興味のあるものを取り扱います。

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近況と夢の兄弟

こちらでは御無沙汰ですね。リュイです。

・近況について
最近きちんと勉強していないだけで、勉強が嫌いな訳ではないと分かり始めた。
理解を始めたら、割と面白かったりする。
元々興味のある教科だった所為もあるかもしれないけれど。
今月と来月にもう受験なので、それまでは作品作りや読書も、おざなりになってしまうのだろうなと思う。
ほったらかしになっているもの達を早く取り戻したい。
週更新予定だったあれとか、まだ書いていない二次創作のあれとか、設定だけのキャラクター小説のあれとか、書きあがっているけれどあげるのを阻まれているあれとか、ね。

・ゲームについて
こういう時に限って気になるゲームとかの発売日が受験と被る訳ですよ。
受験が上手くいったとしても、またバイトの生活に戻るのかと思うと溜息ばかりだ。
バイトが嫌だと言う訳ではないけれど、親が高い金を払って自由な時間を作ってくれているのだと思うと、自給と、私の時間と、到底釣り合うものではないのではないか、と思い始めた。
(仕方のない事だ)。
取り敢えず、全てが終わった後で考えよう。

・読書について
積み本が溜まっている。
全てを読み遂げる日が来る事はない。

 
 
 その部屋は白く、暖炉があった。
 私はその扉を開けて強くこの場所を知っていると思ったが、それは夢の中の話であって、勿論現実の私の記憶にその様な部屋は欠片程も存在していない。
 彼らは既に白い一角に置かれていた二つの椅子にそれぞれ腰掛けており、両腕を足の上に置いて合わせている、そんな格好でこちらを眺めていた。
「今日はお集まり頂き、ありがとうございます。」
 と、私は言った。可笑しな表現だと後で考え付いたけれども、その時の私はそう言った。二人の人物はそれぞれ、「ええ。」とか「ああ、こちらも光栄だよ。」と口の中で呟く様に答えた。
 彼らは兄弟であり(夢の中の私はそれを知っていた)、兄の方は細く長身で、外国人によくある、切り揃えられてさっぱりとした金の髪に、すっと通った鼻と、窪んだ眼元に埋もれる様な深い場所にある賢そうな青い瞳を持ち、唇は穏やかに微笑んではいたが、些か気難しそうな印象だった。
 対する弟の風貌はというと、身長は兄に劣ってはいたが、活発な男性によくある、頼もしげな肩幅と袖口から覗く筋肉質な二の腕は印象的で、顔は兄より幾許か赤みがさしており、兄の様に整った顔立ちではなかったが精悍な表情をしており、それでいて柔和で不思議な印象を受けた。
 しかし、世間は彼らをそう位置づけてはいなかった。彼ら(特に、兄の方)は誰もが驚く様な秀才なのだ(夢の中で、彼らがどんな偉業を成し遂げたのか、結局最後まで明かされはしなかったのだけれど)。
そして、この二人の内で―――、兄が圧倒的にその明晰な頭脳の働きで社会に貢献していた。すると、不思議な事に、世間ではこういった働きが起こるのだ…「兄の方が、弟より優れている。」と。
 私はその夢の中でインタビュアーになっていた。私が普段、なりたくないと思っている職業の一つに。
「どうお思いですか。」
 愚かにも私は弟さんにそう尋ねた。彼は、暫くきょとんとした表情で、兄さんと同じ色をした瞳をこの私に向けていたけれど、やがて質問の趣旨を理解して、その上で時間を取って、こう答えた。
「全く、馬鹿げた質問をするね、君は(彼は英語を話している筈だけれど、夢の中では私達は通じ合う事が出来ていた)。優れた兄、優れた弟…、そんなものが、本当にこの世の中にいると思うのかい? 兄さんも、僕も、ただ人間として生きているだけさ、御覧。」
 弟さんは私の背後にある暖炉を指差した。私は振り返って、その暖炉の、屋根に続く部分を見た。その暖炉には下へと矢印が続いており、その果てには灰が散らばっている。
「もっとよく見て…、さあ、何が見える?」
 変わらない穏やかな声色で、弟さんは私に凝視を促した。その煉瓦に囲まれている灰に目を凝らしてみるとそこには、人間の頭蓋骨がひとつだけ、ぽつんとした感じに転がっている。
「ねえ、あなた、その中に、頭脳…、脳と呼ばれるものがありますか。あるように見えますか。」
 丁寧な話し方で、弟さんは私に語り掛けた…「どうです? ん?」
「いいえ。」私はどう答えたものかと迷いながらも答えた。「頭蓋骨の中は、空っぽに決まっています。」
「そうでしょう、そうでしょう。」
 心底満足した様に弟さんは何度も頷いた。その嬉しそうな笑顔を見て、私は堪らなく切なくなってしまったのを覚えている。私が何も言えずにいると、兄さんの方が、今まで黙っていた唇を開いて、こう言った。
「僕達がこうなった時に、僕達は初めて、兄弟になれると思うんだ。」
 その言葉だけを言って、それから、兄弟は何も語らなくなってしまった。
 
 
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